玄関で靴を整えていたときのこと。 ふと視線を上げると、そこには私の大嫌いな大きな蜘蛛。 思わず「きゃー!」と悲鳴をあげてしまった。すぐに夫が駆けつけてくれて無事に退治。 二人で胸をなで下ろしていると、リビングの奥から「僕に任せてー!」と元気な声が響いた。 ドタドタと走ってきたなおくんの手には、コロコロクリーナー。まるで剣のように握りしめ、真剣な顔で立っている。 その姿に、怖さよりも笑いがこみ上げた。 ママが困っていると感じて、助けようとしてくれたんだね。 優しくて頼もしくて、でも武器のチョイスが可愛すぎる小さなヒーロー。 ヒーローみたいですごくカッコよかったよ。今度またママが困ったら、ぜひ助けに来てね。 あなたのその気持ちが、ママのいちばんの勇気です。